3月25日聖金曜日(主の受難)ミサが行われました。


今日の祭儀は、祭壇は昨晩裸にしたままでろうそくも置かず、キリストの死のかたどりにした状態で、入祭の歌も歌いません。神父様が祭壇に着くと床に伏してしばらく沈黙のうちに祈られた後、祈りが始まりました。

今日は受難朗読、盛式共同祈願、十字架の礼拝が行われました。
盛式共同祈願は、通常のミサのときよりも荘厳なかたちで共同祈願が行われました。教会や教皇のためだけでなく、キリストを信じない人、困難に直面する人々のためな ど、キリスト教以外の人々のための意向を含む十種類の意向が用意されています。
祭儀では十字架の礼拝が行われました。

Jesus remember me を歌う中、行列で一人ひとり十字架の前に進み崇敬をあらわしました。

今日の聖金曜日は、主の復活の祭儀の準備として、現在の教会も聖金曜日を大斎・小斎を守る 日と定めています。

 

大斎:1日に1回だけの十分な食事とそのほかに朝ともう1回わずかな食事をとることができ、満18歳以上満60歳未満の信者が守ります。

 

小斎:肉類を食べないことですが、各自の判断で償いの他の形式、とくに愛徳のわざ、信心業、節制のわざの実行をもって代えることができ、満14歳以上の信者が守ります。