第一の黙想:ゲッセマネでの憂い(ルカ22章39~46節)
ゲッセマネの園でイエスは、迫り来る受難の前に血の汗を流すほどに苦しむが、あくまで父のみ旨の成就を祈る。
この一連をささげて、イエスのみ心をこれほどまでに苦しめたわたしたちの罪の深さを悟ることができるように、聖母マリアの取り次ぎを求めましょう。
第二の黙想:むち打ち(ヨハネ19章2~3節)
イエスはポンティオ・ピラトの宮廷で残酷に鞭打たれたが、人々の救いのために、黙々と耐え忍ぶ。
この一連をささげて、わたしたちが受けねばならない苦しみを、罪の償いとして、ささげる勇気が与えられるように、聖母マリアの取り次ぎを求めましょう。
第三の黙想:いばらの冠(ヨハネ10章1節)
兵士たちは、イエスをあざ笑っていばらの冠を、おしかぶせた。イエスは終始黙々として、この恐ろしい侮辱に耐える。
この一連をささげて、信仰のためには人々からの侮辱を恐れない勇気が得られるように、聖母マリアの取り次ぎを求めましょう。
第四の黙想:十字架の道(マルコ15章20~27節)
イエスは自ら十字架を担ってゴルゴタを目ざして歩み行く。
この一連をささげて、わたしたちの日々の十字架を、イエスとともに担う力が与えられるように、聖母マリアの取り次ぎを求めましょう。
第五の黙想:ご死去(マルコ15章33~38節)
イエスは、わたしたちの罪のために、ご自分のいのちを御父にささげる。
この一連をささげて、わたしたちのために死んでくださったイエスのいけにえが、わたしたちにとって無駄にならず、救いの恵みに与かるように、聖母マリアの取り次ぎを求めましょう。
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